【落とし穴-5】ユーザーからの情報が不明確、要件の収集が不十分
要件収集のスキル ユーザーからの情報を明確化し、ユーザーの要求を満たす
ユーザーの要件をうまく聞き取ることは、あらゆるプロジェクトにおいて最初の重要なステップであり、おそらくプロジェクトマネジメント・スキルの中でも最も難しい項目の1つでしょう。コストの超過、ユーザーの不満、さらにはプロジェクトの中止を回避するためには、よく整理され、分析と検証が可能なユーザー要件に基づいてプロジェクトを構成することが極めて重要です。
一般に、ユーザーは自らのニーズをうまく説明できないものであり、開発者が要件を正確に把握して有効なプログラムへとつなげることができなかった場合には、問題は複雑化します。適切な質問をし、すべてのステークホルダーと効果的にコミュニケーションを行うことは、プロジェクトマネジャーまたはビジネスアナリストの役割であり、そのためには、トレーニング、実践、経験が必要です。
ユーザーからの情報を明確にし、合意を形成し、要件を正確に伝達することは、すべて、現代のプロジェクトマネジャーに欠かせないコンピテンシーです。
以下のコースでは、確実で成功につながる情報を、的確に収集するために必要となる、重要な要件聴取能力の開発を支援します。
要件収集の研修コース
前提となる研修コース
プロジェクトマネジメントの基礎をまだ習得されていない場合は、要件収集のスキルを向上させる特定のコースを受講する前に、次のコースを受講されることをお勧めします。