【ワールドクラスのオンサイト(一社)研修】
ワールドクラス・コミュニケーションスキル
コース番号:423T
日数:2日間(ご希望に合わせた日数・内容のカスタマイズが可能です)
形態:ワークショップ
PDU:14PDU (Ways of Working: 9PDU, Power Skills: 5PDU, Business Acumen: 0PDU)
研修コースの概要
ビジネスゴールを達成し、顧客にとっての価値を生みだすためには、水平・垂直方向での人間関係の構築が重要な鍵です。このコミュニケーションスキル研修は、ビジネスの人間関係構築を基盤に、人々を結集し、チームとしての最大価値を生みだす中核のさらに中心部を占め、リーダーシップの基礎でもある最重要なスキル、「コミュニケーション力」を開発します。このコースの目的は、発信力としての言語化能力の開発、また受信力としての傾聴力・要約力、高度な応用能力としてのコミュニケーションスタイルの理解と実践手法などを獲得、習得することです。
また、「実践で活用できること」を主目的とするため、コース全体を通して、
- 講師自身や受講者の体験共有、意見表明・質疑を中心に進行します。
- ビジネス・プロフェッショナルに欠かせない「言語化能力」開発のため、①3分間作文演習、②自分の実践体験や知見を要約し共有化するインタラクティブな授業、③「要約力」育成のための60秒スピーチ演習を行います。
- リーダーシップ発揮の実践化を促進するために、あらゆるテーマに関わり、積極的発言、他受講者・グループメンバーへの価値貢献の発言・行動を実行することが課され、講師が指摘・評価を行います。
この研修では次のスキルが習得できます
- 価値を創出するコミュニケーション技術 ― 人間関係を深化・拡大し、ビジネスゴールを達成するために人心を統合し、関与させる一連のスキル
- リーダーシップと表裏一体で、チームワークを活性化し、プロフェッショナルを育てるためのツールとしてのコミュニケーション技術
- プロセスモデルを理解し、フィードバック・ループを形成し日常的に活用
- 非言語コミュニケーションの重要性を理解し最大活用する技術
- 交渉、折衝、信頼関係構築の基盤となる積極的傾聴スキル
- 「コミュニケーション・スタイル」を認識し、異なるスタイル間のギャップを克服する手法
- 効果的なコミュニケーションを妨げる、阻害要因の理解と対処方法
- 一番重要なことを簡潔に表現し伝えるコミュニケーションスキル
この研修の対象者
ビジネスゴール達成に向けて、日々高度なコミュニケーションスキルをフルに発揮しなければならない担当者、リーダー、マネジャー。人的ネットワークを拡大し、組織の内外に新たな価値貢献・変革を起こして行かなければならないキープレーヤーの役割を担う方。
コース内容
マッピングと課題の分析
- 自分を中心にした職場の人間関係マップを作成しコミュニケーション上の課題を掌握する
- 発信・受信・メッセージの3重要要素のポイントを理解する
- コミュニケーションプロセス・モデル(をもとにリーダーシップと一体のコミュニケーションスキルの全体像を把握する)
- 「基本要素」を理解しないと技としてのスキルの実装は難しい)
- 脳の認識メカニズム(“脳“は私自身をどう裏切るのか)
- コミュニケーションの基礎体力の養成(4つの基本トレーニングの認識とPREP論理法を習得する)
- 自他への洞察力の強化とコミュニケーションの帯域幅を増強する
- 4つのコミュニケーションスタイル(自他のスタイルの相違を認識する)
- ギャップの埋め方(上記の「相違」をどう克服し効果的なチャネル構築を図るための手法を習得する)
- 非言語シグナル(そもそも何なのか、なぜ重要なのか)
- 傾聴と普通に聞くことの最も大きな相違点を理解し傾聴スキルを実践する準備をする
- 傾聴の本当のパワーを体験する
- 積極的傾聴(では一体「何を」傾聴するのか―相手の問題意識を洞察する)
- 職場では不可避な出来事に効果的に対処し、ビジネスゴール達成・問題解決へ人心の統合を行う「技」を習得する
- 怒りへの対処(典型的な「怒り」に効果的に対処するポイントを習得する)
- 対処の難しい感情(自分や関与する人々の感情に左右されずにビジネスゴール達成に前進するためにどのよう自分を磨けば良いか)
演習の内容
このコースでは、下記の演習を行います。
- スピーチ演習:基礎体力としての「60秒スピーチ」を体感し、今後の武器とする
- 演習:現時点での、自分の職場におけるコミュニケーションの問題点の認識(マインド・マップ作成)
- ビデオ・シミュレーション:コミュニケーションプロセス
- 自己診断:コミュニケーションスタイル
- 4スタイルのギャップ攻略法
- シミュレーション:非言語コミュニケーションとチームワーク
- シミュレーション&演習:傾聴スキル、質問技法
- 「感情」の効果的なハンドリング手法
受講者の声
「これまでに受けてきた研修の中で、最もスキルを実際に身に付けられた実感を持てたものでした。また、ここまで楽しめた研修も初めてでした。ありがとうございました。」
「コミュニケーションに関する知識の向上、自身の課題点の洗い出しや対応策を行うためのノウハウを得ることができた。今後のコミュニケーションやプレゼンのクオリティ向上が見込める。」
「内容、進め方などにブレが無いため、自分の目的がビジネスゴールを達成することで、そのためのコミュニケーションスキルを身につけるという意識を持つことができました。」
「コミュニケーションの実践的スキルに限らず、ビジネスパーソンとして必要なスキル、根本信条や、スキルアップの方法(自分の責任で磨いていくしかない!)などを学ぶことができ、自分のモチベーションを自分で上げてスキルを磨く必要があると自覚できたのでよかった。」
「コミュニケーションとはリーダーシップと一体であり、またフィードバックや相互確認などを行わなければ成り立たないということをよく理解できました。これまで明確に話しさえすれば相手はわかってくれるはずと思い込んでいたため、来週からは改めて相手の様子や意見、反応をよく洞察していくようにします。」
「業務に戻って活かせる内容が多かったこと、それも段階的に取り組めるものになっていた点が良かった。」
「自分がいかに非効率的なコミュニケーションをとっていたことに気付かされました。」
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