【ワールドクラスのオンサイト(一社)研修】
プロジェクトマネジメント:成功のための技能Ⅰ -計画と見積り-

コース番号:297L
日数:2日間(ご希望に合わせた日数・内容のカスタマイズが可能です)
形態:ワークショップ
PDU:14PDU (Ways of Working: 11PDU, Power Skills: 1PDU, Business Acumen: 2PDU)

研修コースの概要

このコースは、プロジェクト管理の中でも重要な計画局面を扱っています。プロジェクト計画作成のステップを順にたどることで、理解を深められるようになっています。計画作成の概念や技法、チェックリストの活用方法、手順などを講義とワークショップでの実践を通じて身に付けていただき、「実務で使える」ことを目指します。

Project Management Institute

この研修では次のスキルが習得できます

  • プロジェクトにおけるステークホルダー、制約、リスクの影響を明らかにする
  • プロジェクトの目標と要素成果物を定義する
  • WBS(作業分解図)、ネットワークダイアグラム、バーチャート(ガントチャート)を使って、プロジェクトを計画し、整理し、構造化し、スケジュールを立てる
  • プロジェクトのクリティカルパスになるタスクを明確にする
  • タスク期間と作業の見積りに効果的な手法を使用する
  • プロジェクトのスケジュールに影響を及ぼすリスクを分析し、管理する
  • プロジェクトのリソースを確立し、割り当て、最適な使い方をする

この研修の対象者

ITSSのレベル3~4の方が対象です。リーダレベルのプロジェクト管理経験があり、要求される品質の成果物を予算内、期間内に納入するために、効果的な計画作成のスキルを身に付ける必要がある方々に最適のコースです。

コース内容

成功の基盤作り

  • プロジェクト環境の管理
  • プロジェクトのスコープの定義
  • 優先順位の特定とバランス
  • 戦略的リスクと仮定

プロジェクト目標の定義

  • 目標表明書
  • プロジェクトの要素成果物
  • 目標設定ミーティング

作業の明確化と構造化

  • ブレークダウン・ストラクチャー
  • WBSの修正または作成

期間/作業/コストの見積り

  • 見積り手法

タスクの順序付けとスケジューリング

  • 先行ネットワーク
  • スケジュールの作成

リソースの割り当てと最適化

  • リソースの特定
  • タスクへのリソースの割り当て
  • リソース利用状況の分析
  • リソース利用の最適化

リスクの見直しとベースラインとなる計画の設定

  • リスク・マネジメント
  • コンティンジェンシー計画
  • ベースラインとなる計画

演習の内容

  • プロジェクトの目標の定義
  • ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー
  • 三点見積りの使い方
  • 先行チャート
  • ガントチャート
  • リソースのスケジューリング
  • リスク・マネジメント

受講者の声

「期待以上の内容だった。これまでの自身のやり方を振り返り、改めることができた。今後に役立てたい。」

「PMの研修は、頭に入るけれども実際に行動して繋がらないことが多かったが、本研修は実践に繋げることが可能と思います。」

「テキスト以外に講師の経験談、アドバイスなどが貴重に感じました。スキルの向上に着目された内容なので、活かせるコースでした。」

「プロジェクト開始の流れに沿っており実践的な演習が多かったので、今後の業務に役立てられます。」