【ワールドクラスのオンサイト(一社)研修】
上級プロジェクトマネジメント

コース番号:252M
日数:3日間(ご希望に合わせた日数・内容のカスタマイズが可能です)
形態:ワークショップ
PDU:21PDU (Ways of Working: 14PDU, Power Skills: 3PDU, Business Acumen: 4PDU)

研修コースの概要

このコースでは、「プロジェクトの立ち上げ」、「不確定要素に対処する考え方」を重要テーマとして扱います。 複雑な環境下で遂行される大規模プロジェクトをマネジメントするために必要とされる、プロジェクト・マネジャーとしての考え方やアプローチ方法を実践的に学習します。

Project Management Institute

この研修では次のスキルが習得できます

  • ステークホルダー分析とステークホルダー間の合意形成を実現する
  • プロジェクト環境を見極め、リスクを考慮した契約を考える
  • プロジェクトの成功を阻むリスク要因を理解し、プロジェクト計画を策定する
  • プロジェクトをより効果的に推進するチームワークとコミュニケーションを実現する

この研修の対象者

ITSSレベル4以上の方が対象です。「プロジェクトマネジメント:成功のための技能」(対象ITSSレベル3~)または、同等レベルのコースの修了者で、「新規顧客」、「新規分野」、「不確実要素を多分に含む」といった難しいプロジェクトをマネジメントすることを想定して用意されたコースです。

コース内容

上級プロジェクトマネジメントの概要

  • プロジェクトの成功と失敗
  • 上級プロジェクトマネジメント

プロジェクトの立ち上げ

  • 顧客を理解する
  • ステークホルダー・マネジメント
  • プロジェクトの目的、目標
  • 体制確立とプロジェクトマネジメントの計画書
  • 契約

プロジェクトの遂行と完了

  • マイルストーン・ベースの計画の策定
  • 要件定義フェーズ
  • プロジェクトのコントロール
  • プロジェクトレビュー
  • プロジェクトの終結

不確実性に対処する

  • リスク・マネジメント
  • クライシス・マネジメント

組織と資源

  • PMO(プロジェクトマネジメント・オフィス)
  • チームダイナミクスとモチベーション
  • プロジェクト・マネジャーの役割

演習の内容

グループディスカッションとケース・スタディーを活用し、実践に近い状況でどのように考えるべきかを学びます。数人から成る受講者チームでのディスカッション、クラス全体でのディスカッション、実習結果の発表と質疑応答を頻繁に行います。活発でチーム・プレーを重んじたインターアクションが要求されます。

  • プロジェクトの成功と失敗
  • マネジメントとリーダーシップ
  • 交渉と契約
  • コスト戦略
  • 変更管理
  • 顧客とのプロジェクトレビュー
  • リスク・マネジメントの補強点
  • プロジェクト遂行中のトラブル対応
  • プロジェクトマネジメント・オフィスの活用

受講者の声

「講義だけでなく、演習を通して上級PMの考え方や気付きが得られました。様々な事例は、早速今後の業務に活用します。」

「いわゆるPMBOKの一通りの内容から、一歩踏み込んだ内容となっているので、この内容の理解を深めることで、PMとしてのキャリアに活きると感じている。」

「単なるテキストの読み合わせでなく、受講者の実務経験から話をふくらませ、議論できたので大変参考になった。」

「ベンダーマネジメントやトラブル時のトップへのレポートなどを行う際に役立つ知見がいくつも得られた。また、自身の担当でない業務の部分についても社内で改善すべき点も見出せ、非常に有意義な内容であったと思う。」

「いろいろと実体験の話を交えていただき、自分が過去参加したプロジェクトにも置き換えやすかった。過去に失敗したプロジェクトは失敗すべくしてそうなっていたのだなと気づいた。」

「事例を多く出していただき、飽きずに受講できました。ディスカッションが多いので、他の受講者の意見を聞くだけでもとても貴重な体験でした。」

「これまでの仕事の中で学んだことの棚卸しができ、プロジェクトに対しての進め方、計画の仕方に関しての課題の解決策が見えました。明日からの業務にあたって考え方を変えようと思うコースでした。」

「すぐに実践に活用できる内容でした。メモした資料を手元に置き日々活用していきたいと思います。」