公開講座
【オンラインライブ研修】グローバルプロジェクトマネジメント ~異文化・リスク・契約~
コース番号:423G
日数:2日間
形態:オンライン
PDU:14PDU (Ways of Working: 9PDU, Power Skills: 4PDU, Business Acumen: 1PDU)
研修コースの概要
グローバル化が優先課題となっている、EPC(エンジニアリング・プロキュアメント・コンストラクション)プロジェクトを例にして、日本国内だけで完結するプロジェクトと何が違うのか、その違いを乗り越えてプロジェクトを成功させるには何が必要かを学びます。また、違った文化の背景を持つ利害関係者と効果的にコミュニケーションを図るために必要な考え方についても学びます。
開催日程 |
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時間 | 9:30 - 18:00 |
料金 |
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受講形態 |
オンライン
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この研修では次のスキルが習得できます
- 文化的背景の違う人々と一緒に仕事をするために気をつけることは何か
- グローバルプロジェクトに特有なリスクとして、何に注意すべきか
- 契約社会に属する人たちと仕事をするとは、どういうことなのか
- グローバルプロジェクトでは、追加、変更管理をどう実施すべきか
この研修の対象者
グローバル化展開するプロジェクトに携わる技術者で、日本人以外と仕事を経験する機会が全く無いまたは少ない方が対象です。
コース内容
グローバルプロジェクトとは
- グローバルプロジェクトの定義
- ローカルプロジェクトとの違い
- グローバルプロジェクト特有の課題
- リスクマネジメントのプロセス
- リスク識別の観点
- 典型的なリスクの紹介
- 文化(カルチャー)の及ぼす影響
- 時差と距離に対処するためのコミュニケーション
- グローバルプロジェクトを担当するリーダーに要求される資質
- 契約前受注活動
- 受注後の計画プロセス
- 遂行とモニタリング/コントロールプロセス
- クロージングプロセス
演習の内容
- グローバル化とは何か
- 文化の違いとは
- 文化の違いがコミュニケーションに及ぼす影響
- 物理的に分散したプロジェクト組織が直面する問題
- 各フェーズで直面する、代表的な問題と対処方法
担当講師のコメント
プロジェクトマネジメントは、単に実行時の管理、コントロールをどのように行うかではありません。計画と管理の両輪をバランスよく回すことが重要です。
このコースでは、あるプロジェクト事例を材料にして、計画から実施・終了までのプロジェクトプロセスを体験しながら、「知っている」レベルの知識を、「実務で使える」レベルに高めることに目標を置きます。
受講者の声
「プロジェクトの開始から終了までの流れを、演習を交えて受講できたので、1つのプロジェクトを経験したようで良かった。」
「方法論の具体事例や実務事例が多く含まれた講義だったので、実務レベルでのプロジェクト管理方法を再確認でき、大変有意義だった。」
「PMの心得から存在論、ツールまで幅広く知見を得ることができた。」
非常に有意義であった。現場ですぐに活用できる技法が多々あったので、今後積極的に取り入れていきたい。」
「プロジェクトの立ち上げや運営方法を実践的に学ぶことができた。また、日頃自分が疑問に思っていることを教えてもらうことができた。」
「普段あまり意識せずに流していた文言や考え方が、実はプロジェクトを上手く進行できない原因のひとつであると気づかされました。とても有意義な講座でした。」
「知識を得るだけでなく、実務上も利用でき、様々な点で『気づき』の機会を与える良い内容でした。」
「すぐに業務に適用できるもの、少しずつ改善していこうと思うもの、それぞれの課題をいくつも発見することができました。実践していきたいと思います。」
「講義を聞くだけでなく、グループ課題もあり、またインストラクターの経験された事例も色々聞けて良かった。自分の間違っていた点、不足していた点に色々気付くことができました。」