アジャイルチームのための効果的なファシリテーション
コース番号:348R
日数:1日間
形態:ワークショップ
PDU:7PDU (Ways of Working: 5PDU, Power Skills: 2PDU, Business Acumen: 0PDU)
研修コースの概要
従来よりスピーディーに、価値あるソリューションを提供し続ける手法としてアジャイルが注目を集める中、ファシリテーション技術の有用性が高まっています。様々なスキルを持ったメンバーが積極的にチームやプロダクトに関わり、活性化されたコラボレーションの結果新しい知識を生み出す・・・その理想に反して、指示されることに慣れたメンバーをどう変えていくか、多くのリーダーが悩んでいるところです。また、「アジャイルを実践している」と自称する組織においても、表面的なプラクティスを追いかけるばかりで、本来のアジャイルのメリットを十分には得られていないケースが少なくありません。
このコースでは、そもそもアジャイルの価値観とは何かを再認識し、チームを活性化するための、ファシリテーションの基礎的なテクニックを学習することで、日々の活動のパワーアップすることを目的とします。
このコースを通して、次のスキルが習得できます。
- アジャイル手法の背景にある、スクラムやXPの価値観や原則を再認識する
- ファシリテーションの位置付けや概要を習得する
- ミーティングを活性化するためのファシリテーションの基本的なテクニックを習得する
- スクラムやXPのイベントを、ファシリテーションの観点で見直し、自社での改善のヒントを導き出す
開催日程 |
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時間 | 10:00 - 17:00 |
料金 |
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会場 | 弊社 神保町 セミナールーム » |
コースの対象者
アジャイル開発を実践しながら、チームの自発性や関わり方に問題意識を持つマネジャー、アジャイルリーダー
コース内容
アジャイルの価値観とファシリテーション
- アジャイルチームの特徴
- アジャイルチームにおける2つの「価値」
- 原点回帰:アジャイルの価値を再確認する(スクラムとXPの価値観)
- 価値−原則−プラクティス
- なぜ、ファシリテーションが重要か
- ファシリテーションの定義
- 求められる4つのスキル
- ファシリテーションの実際:悪い会議、良い会議
- 活性化させるための基礎的なテクニック
- スクラムのイベントとその論点
- プロジェクトのビジョン形成
- 積極性を引き出す仕掛け
- スクラムイベントの基本構造
- アジャイルにおける難しさ
- 価値観を理解し、軌道修正する