【ワールドクラスのオンサイト(一社)研修】
(PDU) スキルアップをめざすエンジニアのためのレビュー力向上ポイント
コース番号:519V
標準学習時間:2日間
形態:ワークショップ
PDU:12PDU (Ways of Working: 10PDU, Power Skills: 2PDU, Business Acumen: 0PDU)
研修コースの概要
システム開発でレビューは行うものの、その効果に疑問を感じていませんか?かなりの労力をかけたものの、摘出できた欠陥はわずかばかりの誤字・脱字だけ。コメントのやり取りで感情的になり、顧客との人間関係も悪くなってしまった。後味の悪いレビューだった。こんな状況に陥っていませんか?
レビューでしか摘出できない欠陥もありますし、重大な欠陥を短時間で効率的に摘出することも可能です。さらには、顧客などのレビュー関係者とレビュー成果を共有することで、ステークホルダーと良好な関係を構築することもできます。
このコースでは効率的で効果的なレビューを実践するスキルを習得できます。
この研修では次のスキルが習得できます
- 効率的で、レベルの高いレビューを実施できるようになる
- 目的に応じて最適なレビュー方法やレビュー観点を選択できる
- レビューを単なる欠陥摘出から、ステークホルダーとの良好な関係構築の手段に昇華できる
この研修の対象者
- 業種・職種を問わずプロダクト、システム、サービス、ソリューションの開発に従事される方。
- レビューの効果に疑問を感じている方。
- レビュー初心者。
- レビューを通して顧客との良好な関係を構築したい方。
コース内容
困ったレビューの状況
- 悲惨なレビューの状況
- レビュー成功の秘訣
- 失敗への負のスパイラルと成功のシナリオ
- レビューのメリットを理解する
- レビューの種類と適用先を理解する
- レビューに期待できないこと
- 望ましいレビューとは
- レビュー成功の秘訣
- 目的を明確にする
- 立場を意識する
- 観点を決める
- 語句とその組み合わせに着目する文章レビュー
- 文書構造に着目する文書レビュー
- 文書間の関係に着目する文書間レビュー
- 正確に意図を伝えるコメント起票
- 問題を解決するコメント回答
- コメントの集計と品質評価
- 公式レビューのステップ
- レビューの役割
- 公式レビューを成功させる進め方
演習の内容
新システムを導入し、業務を変革する事例について、システムの機能や業務適用に関するケーススタディに取り組みます。
上記ケーススタディに対して公式レビューを行います。コースで学んだレビュー姿勢、欠陥摘出テクニック、コメント授受などを駆使することができます。これにより、成功するレビューのコツを習得することができます。