【ワールドクラスのオンサイト(一社)研修】
C#プログラミング
コース番号:419
日数:4日間(ご希望に合わせた日数・内容のカスタマイズが可能です)
形態:ハンズオン
研修コースの概要
プログラミングの生産性を向上するには、まず使用する言語および周辺ライブラリについての知識を深めることが重要です。これはただ単に文法を学ぶのではなく、一つ一つの構文についてなぜその様な構文が必要なのか、それはどのようなところに使われるのか、さらにそれがどのような機械語(あるいは中間言語)に展開されるのかといった深い知識を身につけることが大切だと考えます。
さらに、その言語で設計・実装を行うにあたり、プログラムが実行時にどのようにメモリー上に展開され、そして実行されるのかということまで把握するべきだと思います。
本講座では、C#について多くのプログラム例や実習を通して、開発するプログラムの実行時の動作を完全に把握できるレベルまで深く理解していただくことがねらいです。このような知識によりプログラミング時の誤りを最小限にしまたデバッグにかける時間を大幅に減らすことができるようになります。
さらにADO.NET、ASP.NETといった.NETの中核をなすライブラリについても演習を通してその概要を把握します。
この研修では次のスキルが習得できます
- Visual Studioを使用して、C#プログラムの作成とコンパイルを行い、実行する
- C#プログラムを書き、その言語の構造、構文および動作について理解する
- .NET Frameworkの名前空間、クラスおよびインタフェースを利用する
- ADO.NETとLINQを使ってデータベースをアクセスする
- デスクトップアプリケーションと分散多層アプリケーション用にC#で.NETコンポーネントを開発する
この研修の対象者
このコースは、C#を使用したプログラミングに興味のある開発者とエンジニアを対象としています。C/C++、Javaなどの現代プログラミング言語の経験があることが前提です。
コース内容
C#の概要
- C#の発展
- C#および.NETインフラストラクチャ
- データ型と制御構造
- メソッドの定義と呼び出し
- .NETライブラリクラスの利用
- クラスの定義
- オブジェクトの作成と使用
- クラスの関連付け
- インタフェースの公開
- .NETのコンポーネント機能
- C#での.NETコンポーネントの記述
- ActiveXコンポーネントへのインタフェース接続
- Visual Basic、C++およびC#の統合
- 多層アプリケーションの構築
- 規格とバージョン
- 高度な技術
演習の内容
- Visual Studioを使用してC#プログラムをコーディングし、コンパイルする
- C#クラスおよび継承階層を構築する
- WindowsフォームとWebフォームを使ってデスクトップアプリケーションとWebアプリケーションを記述する
- カスタム.NETコンポーネントを構築し、デプロイする
- LINQを使ってデータクエリ・ロジックを実装する
- .NET Frameworkライブラリで開発を効率化する