【ワールドクラスのオンサイト(一社)研修】
スケーリング・アジャイル:自社向けカスタマイズのための処方箋
コース番号:348T
日数:2日間(ご希望に合わせた日数・内容のカスタマイズが可能です)
PDU:11PDU (Ways of Working: 0PDU, Power Skills: 6PDU, Strategic: 5PDU)
形態:ワークショップ
研修コースの概要
アジャイルのスケーリングは注目を集めているトピックであり、たくさんのフレームワークが提唱されています。それらの中には、スケーリングアジャイルフレームワーク(SAFe)、大規模スクラム(LeSS)、エンタープライズ・スクラム、Scrum@Scale、Nexus、スクラムパターンがあります。
しかし同時に、「アジャイルのスケーリング」が実際に何を意味するのかについて混乱があります。複数のチームが巨大なプロダクトバックログに取り組むことについてでしょうか?プロダクトが市場での地位を獲得しているリーンな新興企業の成長についてですか?それとも、すでにアジャイルが有益であると知った大規模な組織が変革することについてですか?状況に応じて、これらのいずれであっても間違いではありません。言い換えると、スケーリングの問題に対する万能の(― それ1つであらゆる状況に対応できる)答えがないことを意味します。
このコースでは、スケーリングの広範な問題を探り、市場で提供されている手法を比較対照し、受講者が次に踏むべきステップについての決定を手助けするような基準や情報を提供します。
この研修では次のスキルが習得できます
- 実際のビジネスニーズが「スケーリング」を必要としているか評価する
- 巨大なプロダクトバックログに複数のチームが必要かどうかを決定する
- 様々なフレームワークの主要な機能を理解する
- 様々なアプローチのメリットとリスクを区別する
- チームを追加するコストと利点を考える
- アジャイルの原則に則って決定を下す
この研修の対象者
マネジャー、アジャイルリーダーおよびアジャイルコーチ、アジャイルの適用することで変化をもたらしたい方
コースの内容
スケーリングとは何か?
- チームを大規模プロジェクトに追加する
- 卓越した能力をスケールする
- 大規模組織をリーンやアジャイルに転換する
- スケーリングの障害を知る
- チームを追加する際にすべき適切な質問と回答
- ジャストインタイムのスケーリング
- チームを追加する際の基準
- ブルックスの法則にみる初期のベロシティ低下
- プロダクトオーナーへのサポートを強化する
- 「スクラム・オブ・スクラムズ」パターンを適用する
- 依存関係を扱う
- 方向性と自立性を維持する
- アジャイルリリーストレインを最適化する
- チーム間の同期戦術
- Kubler-Ross カーブの経過を予測する
- 組織の流動性・柔軟性を高めるように準備する
- チームの自立性:なぜトップダウンは失敗するのか
- 自己管理チームのためのスペースを作る
- アウトプット(出力)よりもアウトカム(結果)にフォーカスする
- 物事が確実に正しく行われるよう「リーンコントロール」を実践する
- リーンポートフォリオマネジメントで、正しいモノを確実に開発する
- バリューストリームを検査する
- 規制が重視される環境で継続的にコンプライアンスとガバナンスを実践する
- アジャイルへの途上で抵抗するよりも、阻害要因を理解する
- 進捗の指標としてプロダクト開発フローとビジネス価値を計測する
- 協調的な体制を作る
- 大部屋を使って作業全体を可視化する
- 事例から「ディープなアジャイル」を知る
- 良いプラクティスを一般化する戦術を採用する
- コーチングによって、アジャイルの能力を定着させる
- カンバンシステムを使ってバリューストリームを可視化する
- 変化のための足がかりとして、SAFeを採用する
- 複数チーム開発のための手法の比較:SAFe、LeSS、Scrum@Scale、Nexus
- アジャイルへの転換を実現するフレームワークの比較(SAFe、エンタープライズ・スクラム、等)
- フレームワークからいいとこ取りをしてスケーリングをカスタマイズする
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