活用事例

「1993年から研修を依頼しているラーニング・ツリーは、
変わり続ける情報技術分野で必要な研修を一緒に考え、
提案してくれる心強いパートナーです」

(写真右から)
株式会社日立製作所 総合教育センタ
日立総合技術研修所
所長 沢 真司氏
シニアプランニングマネージャ 近江 真人氏
プランニングマネージャ 高橋 宜孝氏

HITACHI Inspire the Next

株式会社日立製作所 Hitachi, Ltd.

設立年月日:大正9年(1920年)2月1日 [創業 明治43年(1910年)]
本店所在地:〒100-8280 東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
代表者:代表執行役 執行役社長兼CEO 東原 敏昭
URL:http://www.hitachi.co.jp

もくじ

  1. 社会イノベーション事業で、お客様やパートナーと解決策を協創する日立
  2. 20年以上にわたってラーニング・ツリーに各種研修を依頼
  3. グローバル競争の最前線で活躍している講師陣を高評価
  4. 新しい分野、新しい取り組みにも迅速に対応
  5. グローバルな視点での提案に期待

社会イノベーション事業で、お客様やパートナーと解決策を協創する日立

研修室フロアのイノベーションスペース

研修室フロアのイノベーションスペース

ワークショップレイアウトの研修室

ワークショップレイアウトの研修室

日立製作所は「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という企業理念を礎に、人々が安全で豊かに暮らせる未来の実現に向けてITと制御・運用技術を活用し、高度な社会インフラシステムを提供する「社会イノベーション事業」をグローバルに展開しています。

今後は、デジタル技術の活用で進化した社会イノベーション事業によって、お客様やパートナーと課題を共有し、ともにソリューションをつくり上げる「協創」を加速していきます。

そのための人材育成にも日立は注力しています。技術研修については「日立総合技術研修所」を1970年に設立。当時、日本全体の製造業が着目していたエレクトロニクス分野の基礎知識や先進的な技術を学ぶことを目的としていました。現在では、日立が持つ技術そのものを社内・グループ内で伝承していくこと、最先端の技術を取り込んでグループ内で広げていくことがミッションとなっています。

技術者は、教えられた技術を仕事に活かすことは基本であり、さらに自ら何が必要なのかを見つけ出し、身につけていくことが重要です。特に最近のデジタル化により、技術はすぐに陳腐化してしまうため、何かを身につけたらそれで終わりということはなく、その先の技術をどう自分のものにしていけるのか、一生学び続けることが求められています。

「従来、エンジニアは論理的な思考をするように育てられてきました。今はその感覚を持ちながらも、右脳を働かせて新たな価値を発見する、イノベーション力も重要になります。技術研修所としては、イノベーション力を発揮できる人材の育成に努めています」(沢所長)

20年以上にわたってラーニング・ツリーに各種研修を依頼

「一緒に考え、企画・提案していただけることを心強く感じる」と沢 真司所長

「一緒に考え、企画・提案していただけることを心強く感じる」と沢 真司所長

日立総合技術研修所は現在、300種類以上の研修プログラムを社内・グループ内に提供しており、年間約7000人が学んでいます。

日立総合技術研修所で実施される研修には、
・機械、材料、電気などハードの分野
・生産技術、製造技術といった製造現場に近い分野
・技能オリンピックに代表される技能系スキルの分野
・情報技術分野 などがあります。
特に情報技術分野では、情報技術をベースにしたイノベーション力が期待されています。その情報技術の研修において、中・上級の研修を中心に依頼しているのがラーニング・ツリー・インターナショナル株式会社で、2日間から5日間の研修を年間約70回実施しています。

「ラーニング・ツリーとは1993年にIT研修を導入して以来のおつきあいです。それから四半世紀近く、当社の各種研修を依頼している事実から、当社との関係が信頼に基づいた確かなものであることは言うまでもありません。ラーニング・ツリーに依頼している研修は内容的には高度なものが多く、日立の中だけではできない部分をお願いしていますので、できないことをやっていただけることが最大のメリットだと考えています。また、常にこちらのニーズを汲み取り、一緒に考え、企画・提案していただけるので、心強く感じています。ときにはむちゃとも言えるお願いをする場面もありますが、前向きに捉えて対応してくださいます」(沢所長)

グローバル競争の最前線で活躍している講師陣を高評価

「実際にグローバルの最前線で活躍されている講師が受講者から高評価」と近江 真人氏

「実際にグローバルの最前線で活躍されている講師が受講者から高評価」と近江 真人氏

「私はプロジェクトマネジメント研修の担当ですが、日立グループはプロジェクトマネジメントについては先進的な取り組みを行っており、2002年には社内のPM認定制度を確立しています。認定制度に必要な研修はラーニング・ツリーに依頼していて、私自身もPM時代にラーニング・ツリーが実施する研修に参加したことがあり、そこでPM育成の重要性に気づかされました。
ラーニング・ツリーの良さのひとつは、講師陣にあると思います。今後、日立グループの技術者はグローバルで戦っていくことになりますが、ラーニング・ツリーの講師は実際にグローバル競争の最前線で活躍されている方々ばかりです。その講師に教えてもらえるからこそ、学んだ内容が腑に落ちます。
また、上位のPM研修は10年以上にわたって、毎年20回前後実施しています。上級のPMをさらにスキルアップさせるのはかなり難しいことですが、それだけの実力のある講師陣を揃えて、数多くの研修を継続して提供してくれているラーニング・ツリーには感謝しています」(近江氏)

「私が担当している情報分野では、コンテンツ自体が良いこともありますが、やはり講師の評判が高いですね。職場から離れてラーニング・ツリーの講師の熱い研修を受講して刺激になったとか、同じ講師による別の研修も受けたい、といった受講者からの意見がよくあります。
また、例えば受講者が質問をした場合、ラーニング・ツリーの講師は『なぜこうなのか』を深く追求した、表面的な知識だけではできない濃い回答をくれるため、納得できたという声もよく聞きます。情報系は変化が激しいので、なぜそうなのかという理論的背景をしっかりと理解することが大切です。理解できていないと、世の中の変化に対応できず、次の一歩が踏み出せませんから」(高橋氏)

新しい分野、新しい取り組みにも迅速に対応

「こちらが着手していない研修のご提案をいただけます」と 高橋 宜孝氏

「こちらが着手していない研修のご提案をいただけます」と 高橋 宜孝氏

新しい技術が開発され続けている情報技術分野では、常に新しい研修プログラムが必要になる宿命があります。その動きにも、日立総合技術研修所はラーニング・ツリーと共に歩みを進めています。

「まだ当社がアジャイル開発の研修プログラムを立ち上げていなかった頃に、ラーニング・ツリーよりご提案をいただきました。ただ、そのときは社内でのニーズがつかめず、いきなり研修プログラムを立ち上げるのはリスクがあると相談したところ、まずラーニング・ツリーが実施するアジャイル開発の公開講座への募集をかけて感触を確かめてみては、という代案をいただきました。そこで多数の応募があり、受講者の評価も良かったため、その後研修を導入しました」(高橋氏)

「2017年度から、新しくビジネスアナリスト養成コースをスタートさせます。実はその相談をしたのが2016年8月頃だったのですが、そこからカリキュラムの内容についてご提案いただき、すぐにフレームワークが完成しました。早い段階で開講できる確信が持てたので、12月には社内で募集をかけることもできました。通常、研修プログラムの開発にはもっと時間がかかるのですが、迅速に対応してくださったので、当初の希望通りに4月から開講できます。短い期間でそこまで持ってこられるのはすごいと思います」(近江氏)

その他に、ラーニング・ツリーによる英語で実施するプロジェクトマネジメントやアジャイル開発、要件定義などの研修も2014年より導入を開始しています。通常は北米の拠点で教えているラーニング・ツリーの外国人講師が来日して担当するので、これまで日本語の研修が受けられなかった外国人社員や、グローバル化にともなって英語での研修受講を希望する社員が参加しています。

そして日立総合技術研修所では通常の研修プログラムとは異なる取り組みも始めており、その実施にあたってもラーニング・ツリーが協力しています。

「私が所長に就任してから『イブニングセミナー』をラーニング・ツリーに始めてもらい、既に10回以上開催しています。はじめは研修が終わった後に、研修参加者と講師の方との座談会という形式で開催してもらっていました。それだと研修参加者だけが対象となり、もったいないと感じましたので『イブニングセミナー』と名づけて定時以降の約2時間のセミナーにし、上長の許可も不要で、無償で参加できるものとしました。テーマは『グローバル化』などみんなが共通して関心が高いものを選んでいます。お陰様で毎回好評で100名の定員がすぐに埋まってしまい、キャンセル待ちが多く出るほどです。また、当研修所は技術者が対象ですので、通常の研修には技術者しか参加しません。イブニングセミナーは誰でも参加できるので、いままで当研修所に来たことがない営業系や人事系の方たちにも足を運んでいただけて、学ぶ場、空間を提供するという価値が生まれています。セミナーがひとつのネットワークになっていくかもしれませんね」(沢所長)

グローバルな視点での提案に期待

1993年からラーニング・ツリーの研修プログラムを導入している日立総合技術研修所ですが、この先に向けてどのような期待をお持ちなのでしょうか。

「新たに立ち上げるビジネスアナリスト養成コースには期待しています。初回の実施後、必要に応じて改訂することもありますので、今後もラーニング・ツリーにはさらなるご協力をお願いしたいと思います」(近江氏)

「どうしても社内に目が向きがちなので、今後も、社外から見た世の中の流れに合わせた提案がいただけることを期待しています」(高橋氏)

「私たちが標榜している社会イノベーション事業はまだこれからの分野が多々あります。その中ではビジネスアナリスト養成コースのように新たに研修プログラムを立ち上げなければならないものが今後も出てくると思います。世の中も変わりますし、私たちもそれを先取るかたちで変化していくことが必要です。そういうときに外から見たらどうなっているのかという知見を提供していただけることはとても価値があると思います。また、ラーニング・ツリーは日本だけでなく北米など世界中で展開されていますので、グローバルな視点で日本の製造業にとってどういうことができるのかといったご提案をいただけると期待しています」(沢所長)

お問い合わせ先
ラーニング・ツリー・インターナショナル株式会社
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-10-2共立ビル5階
TEL : 0120-191-181 (03-5226-3004) FAX : 03-5226-3001
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